【2025年版】最低賃金アップで月1,420円増！？　A型事業所のリアルを会話形式で紹介

「そうだよ。今年は全国平均で1,055円→1,121円にアップ予定。
　沖縄は大台の1000円を突破して、1,023円になるんだ！」

「うん。全国トップは東京の1,226円、次いで神奈川の1,225円。
　沖縄はまだ最低水準だけど、少しずつ上がってる」

「それは言わないお約束（笑）」

「全国平均なら月1,320円。
　沖縄だと月1,420円程度のアップ。
　うまい棒（1本10円）で計算すると、約130～140本くらい買えるね」

「ただ、現実は生活費や税金があるから、うまい棒だけで生活するのは無理だけどね」

「そう。でも給料アップは、やっぱり嬉しいニュース。
　生活のちょっとした足しになるし、モチベーションにもつながるんだ」

「でも不安もある。事業所側は、人件費負担が増えるからね。
　『喜んでばかりもいられない』っていうのが本音だよ」

「物価高が大きな理由だよ。
　卵1パック198円が298円になったり、牛乳も200円台前半～250円くらいになったりとかね」

「あと、人手不足対策もあるんだ。
　最低賃金を上げると『働いてみよう』って人が増える。
　特に、若い人や副業希望者が増えるんだよ」

「こんな感じだね」

「うん、でも少しずつ上がっている。
　A型事業所で働く人たちには朗報だね」

「でも、物価や税金は待ってくれないけどね（笑）」

「もちろん。
　A型は雇用契約を結んでいるから、最低賃金以上は保証されるんだ。
　B型は工賃ベースで時給換算しない場合もあるけど、A型は『会社みたいな場所』だと思っていい」

「色々あるよ。事務作業、軽作業、清掃、配送補助、梱包、仕分け――人によって得意な作業を担当するんだ」

「そうそう。
　例えばパソコンが得意な人はデータ入力や簡単な表計算、手先が器用な人は梱包や仕分け、体力に自信がある人は配送補助や清掃。
　得意分野に分けることで、無理なく働けるようにしてる」

「正直、フルタイム勤務なら家計の足しにはなるけど、生活費全部カバーは難しい場合もある」

「だから、障害年金の受給を視野に入れることも大事だよ。
　例えば2級なら月に6万円前後、1級なら8万円以上になるケースもある」

「そう。それをA型事業所での給与と組み合わせれば、生活の安定につながるんだ」

「さらに、それだけじゃなくて、A型事業所自体も生活面のサポートをしてくれるんだよ」

「例えば通勤の補助、昼食の支給、服装や持ち物の相談、スケジュール管理のアドバイスとかね。
　あと、障害や体調に応じて勤務時間や作業内容を柔軟に調整してくれるんだ」

「でしょ？　しかも支援員がついて、作業の手順を一緒に確認したり、困ったことを相談できたりする。
　だから給与だけじゃなく、働きやすさも保障されているんだ」

「詳しくは、ここに詳しく書かれてるから、ぜひチェックしてみてほしいな」

「まあまあ（笑）
　だから最低賃金アップのニュースは、給与面だけじゃなく、利用者のモチベーションや事業所の雰囲気にも影響するんだ」

「喜ぶけど、もちろん悩みもある。
　事業所の経営側からすると人件費が増えるから、仕事の受注や効率化も考えなきゃいけない。
　でも現場は笑いながら工夫してるよ（笑）」

「でしょ？　最低賃金の引き上げは確かに事業所には負担になるけど、　その一方で利用者にとっては大きなチャンスでもあるんだ」

「そうそう。
　しかもA型事業所は給与だけじゃなく、生活や就労のサポートもしてる。だから『働きやすさと収入』の両方を支える存在なんだよ」

「そのとおり。
　大事なのは、数字だけを気にするんじゃなくて、自分に合った環境でどう働き続けられるか。もし少しでも興味があるなら、まずは近くのA型事業所に見学や相談をしてみるのがおすすめだよ」

「そうそう、見学してみれば雰囲気やサポートの感じがわかるし、安心して働き始められるよ」