【先生や親御さん必見】A型事業所の利用方法を実体験から解説|特別支援学校卒業生のリアルな声

特別支援学校卒業生へのインタビュー
  • 2025年(令和7年)6月13日:投稿

特別支援学校を卒業して就労継続支援を利用している方へのインタビュー

特別支援学校卒業生のリアルな声
特別支援学校卒業生のリアルな声

 みなさん、こんにちは。
 就労継続支援A型事業所ONE STEPInstagramFacebookX(旧Twitter))に入所しているヒラヤマです。
 最近、ONE STEPでは、特別支援学校に通われている高校生の親御さんや先生から、以下のような問い合わせをもらうことが多いようです。

「就労継続支援A型に興味をもっているのですが、どういう流れで入社できますか?」

 当記事は、上記のようなお悩みを解決するためのインタビュー記事となっています。

 今回、インタビューを受けていただいた方の略歴をご紹介します。
 去年の3月に特別支援学校を卒業、今年4月からONE STEPに入所されたYさんです。
 「Yさんがどのような経緯でONE STEP入所することになったのか」を知っていただくことで、御自身にも活かせることがあるかと思います。
 それでは、いってみましょう!

  • 年間行事予定
  • 特別支援学校卒業後、ONE STEPに入社したYさんへのインタビュー
    • 就業体験について
      • 高校1年生
      • 高校2年生
      • 高校3年生
    • 進路に悩んでいる方へのアドバイス
  • まずは「知ること」から始めてみましょう。ご質問も歓迎です!

年間行事予定(就業体験)

特別支援学校を卒業したYさんの就業体験歴
特別支援学校を卒業したYさんの就業体験歴

 話の腰を折って申し訳ないのですが、インタビュー記事の前に見ていただきたいものがあります。それは「年間行事予定(仮)」です。
 あくまでも「仮の年間行事」ではあるのですが、恐らく、どこの特別支援学校でも似たようなスケジュールになっているかと思います。
 なかでも重要なイベントが「就業体験」です。
 実際、インタビュー中において、複数回にわたっての言及があります。
 仕事を実際に体験することで、自分自身の得手不得手などを理解していく重要なイベントが「就業体験」です。今回のインタビューの肝のひとつにもなっているので、ここで紹介させていただきました。 

一学期4月◯入学式・始業式
◯校外学習
◯新入生研修リーダー研修
5月◯三者面談
◯進路保護者説明会
6月一学期就業体験(校内・校外)
◯期末考査期間
◯学校見学
7月◯三者面談
◯一学期終業式
二学期9月◯二学期始業式
◯特別支援学校就業支援キャンペーン
10月二学期就業体験(校外)
◯体験入学
◯卒業生講話
11月◯期末考査期間
◯三者面談
◯産業教育フェア
12月◯特別支援諸学校キャリア教育・就労支援発表
◯個人面談
◯二学期終業式
三学期1月◯三学期始業式
◯抽出実習(3年のみ)
◯特別支援学校技能検定
2月◯三者面談
3月◯卒業式終業式・離任式

特別支援学校卒業後、ONESTEPに入社したYさんのへのインタビュー

特別支援学校卒業後、ONESTEPに入社したYさんのへのインタビュー
特別支援学校卒業後、ONESTEPに入社したYさんのへのインタビュー

就業体験

高校1年生編

サビ官

「それではインタビューを始めます。よろしくお願いします」

Y さん

「よろしくお願いします」

サビ官

「それでは、最初に、年二回、春と秋にある職業体験では、どのようなことをするのか教えていただきたいですのですが、まずは、職業訓練の行き先についてお聞ききします。
 学校が情報提供してくれて、そのなかから御自身が興味があるものを選ぶんですか?」

Y さん

「それもありますし、自分が興味を持っている職種などを選ぶこともできると思います」

サビ官

「そうなんですね。では、一年生の春はどのようなことをされたんですか?」

Y さん

「一年生の春は、校内実習でした。
 掃除だったり、物を作ったり、そういう色々な作業を大きく分けて2週間に分けてやる感じです。2週間目は、パソコン作業だったり、ピッキング作業だったり、ですね」

サビ官

「一年生の最初の職業体験は、みんな校内実習なんですか?」

Y さん

「そうですね。校内で『こんな感じの作業やるよ』みたいな予行演習みたいな感じです。
 次の職業体験からは、『それぞれ行きたいところに行くよ』と」

サビ官

「でもこれ、『私、どうしても無理だから行けません』って人、いませんか?」

Y さん

「実際、『一週間は校外での職業体験、もう一週間は校内での職業体験』みたいな人もいましたね」

サビ官

「なるほど。
 次に、Yさんが一年生の秋に職業体験で行かれたところを教えてください」

Y さん

「スーパーAと保育園Bです」

サビ官

「ふたつ行かれたんですか?」

Y さん

「本来は職業体験は2週間なのですが、スーパーAさんから『2週間は長い』と言われてしまって……。
 そこで、残り1週間は保育園Bさんに行くことにしました」

サビ官

「つまり、『前半の1週間がスーパーAさん、後半の1週間が保育園Bさんで職業体験された』ということですか?」

Y さん

「はい、そうです」

サビ官

「この2つは、学校から提供された情報の一覧にあった感じですか?」

Y さん

「そんな感じです。まだ将来の進路について漠然としていたので、大まかな職種は自分で選んで、実際の行き先は先生に選んでもらったようなイメージですね」

サビ官

「じゃあ、『Yさんが一覧から選ぶ』という感じではなかったんですね」

Y さん

「自分はそんな感じでした」

サビ官

「ちなみに、どんな職種があるんでしょう?」

Y さん

「色々な職種があると思います。
 同級生みんな、職業体験の行く先が違っていたので。
 スーパーだったり、ケーキ屋さんだったり、本当にバラバラですね」

サビ官

「なるほど。そのスーパーでやることというのは、当日行って『今日はこういった作業をしてね』と言われる感じだったんですか?」

Y さん

「就業体験前の面接で、ある程度の仕事内容を伝えられていたので、それをこなす感じでした」

サビ官

「スーパーAの次は、保育園Bに行かれたんですよね。
 Yさんは、子どもと関わる仕事がしたかったんですか?」

Y さん

「そのときは、先生や親に介護系の仕事を勧められていたんですよ。
 そのこともあって、『保育園に行ってみない?』と提案されて、それで職業体験先に選んだ感じです」

サビ官

「じゃあ、どちらかというと、先生から勧められて、ということですか?」

Y さん

「そうですね。『まあ、行ってみようか』みたいな感じで」

サビ官

「保育園では何をされたんですか?」

Y さん

「子どもと遊んだり、子どもが使った道具を片付けたり、補助的なことをしてましたね」

サビ官

「スーパーのときと、仕事内容がガラリと変わりましたね。どうでした?」

Y さん

「楽しかったです」

高校2年生

サビ官

「保育園は楽しかったのに、でも二年生の春はスーパーCに行かれたんですね」

Y さん

「そうですね(苦笑)」

サビ官

「スーパーAとスーパーCは、違う系列の店舗ですけど、これは御自身で選ばれたんですか?
『次はあえて違うスーパーに行ってみたい』みたいな?」

Y さん

「まあ、そんな感じです」

サビ官

「こちらは2週間ですね。何をされたんですか?」

Y さん

「品出しや前出しなどの作業を全般的にやっていました」

サビ官

「やってみてどうでした?」

Y さん

「……正直、あんまり覚えてないですね(苦笑)」

サビ官

「覚えてないんですか!?(笑) 忘れちゃいましたか」

Y さん

「忘れちゃいましたね」

サビ官

「あんまり記憶に残るようなことはなかった感じなんですね」

Y さん

「はい」

サビ官

「2年生の秋は、また保育園のDに行かれたんですね。
 やっぱり子どもと関わりたくて、もう一回職業体験先に選んだ感じですか?」

Y さん

「その頃もまだやりたいことが明確になかったので、『まあ、いいかなぁ』という感じでしたね」

高校三年生

サビ官

「3年生の春は、どこに行かれたんですか?」

Y さん

「倉庫内での作業ですね」

サビ官

「どんな仕事内容でした?」

Y さん

「倉庫内で仕分け作業をしたり、バーコードを読み込んでの在庫確認だったり、そういうことを行いました」

サビ官

「やってみて、どうでした?」

Y さん

「出勤がとても早かった記憶がありますね。
 6時とか7時に出勤して、12時くらいに終業という感じでした。同じ職場で職業体験していた友達は、午後から17時くらいまで働いていたみたいです。
 正直、一番キツくて、印象に残ってます」

サビ官

「キツいのは体力的に? それとも精神的に?」

Y さん

「体力ですね。そのときは梅雨だったこともあって、湿気でとても暑かったんですよ。ずっと動いていたので、汗まみれで作業してましたね」

サビ官

「倉庫内にエアコンはなかったんですか?」

Y さん

「なかった気がしますね」

サビ官

「ちょっと話が逸れますけど、こういうところで職業体験して、他の社員さんたちと関わりは持つんですか?」

Y さん

「担当してくれていた人と話したり、担当してくれた人と他の社員さんが話してて、その会話にちょっと入らせてもらうとか」

サビ官

「じゃあ、一人になってしまうことはないんですね」

Y さん

「ないですね」

サビ官

「一年に2回の職業体験を経て、『自分はこういう仕事が向いてるな』とか分かるものですか?」

Y さん

「まあ、『自分に向いてない仕事』は分かる気がしますね」

サビ官

「職業体験先の職場に一人で行くのって嫌じゃないんですか?」

Y さん

「最初は嫌でした。一年生のときは『マジかぁ』って感じでしたけど、二年生の秋には『またこれね』みたいな感じでちょっと慣れてましたね」

サビ官

「へぇ、慣れるものなんですね。
 ちなみに、「『職業体験は学校の授業より良いな』とか思ったりします?」」

Y さん

「友達と喋れなかったりするので、自分はやっぱり学校のほうが良いですかね。なかには事業所の方が良いという人もいましたけど」

サビ官

「普段の学校生活では、国語などの普通の勉強をしつつ?」

Y さん

「はい。その合間合間に作業って流れが多い感じですね。
 たまに、1〜4限目に作業が入ることもあります」

サビ官

「Yさんが通っていた学校では、色々な専門科目があったんですよね?」

Y さん

「木工、園芸、農園、サービスオフィス、清掃、事務系、そういうのをやってましたね」

サビ官

「Yさんは何をやっていたんですか?」

Y さん

「1〜2年生の頃は事務系の専門科目を取っていました。
 3年生になったらもうひとつ専門科目を増やさなきゃいけなくて、悩みに悩んで福祉系を取ることにしました」

サビ官

「それは親御さんや先生からオススメされて?」

Y さん

「そうですね(笑) 友達が福祉系を選択していたものありますし、『自分も福祉系を選択しておいて損はないかな』という考えもありましたね」

サビ官

「それで、3年生の秋、一番最後の職業体験でONE STEPに来てくれたんですね。ここで初めて福祉サービスを利用する就労継続支援。
 スーパー、保育園、倉庫内作業、と来てからのパソコン……今までの就業体験先と比べると、異色ですね。
 これは先生からのオススメだったんですか?」

Y さん

「自分が学校でタイピングや検定など、パソコンを頑張っていたのを見ていた先生から『パソコン系や事務系に行かない?』と言われたのがきっかけですね。
 先生からONE STEPを紹介されて、『事務系はまだ挑戦したことがないからチャレンジしてみようかな』という思いで体験に行きました。
 それで『ここに決めた!』って感じでしたね。
 ちょうど、家から近かったというのもありました」

サビ官

「ちなみに、Yさんは、そのときは『就労継続支援A型』を知ってたんですか?」

Y さん

「先生から聞いていたので大まかには知っていたんですけど、A型とB型で、どういう違いがあるかとかまでは、はっきり分かってなかったです」

サビ官

「就労継続支援A型のイメージって、どんなのでした?」

Y さん

「A型はちゃんとした仕事をするイメージで、B型は訓練みたいな」

サビ官

「なるほど。それでONE STEPに来たのが3年生の10月でしたっけ?」

Y さん

「そうですね、最後の職場体験でした」

サビ官

「実際に『ONE STEPに入ろう』と決めたのは、いつくらいだったんですか?」

Y さん

「たぶん、年明けくらいだったかと思います。
 履歴書とかも書かないといけなかったので」

サビ官

「それって、学校の流れ的に、みんな大体そんなくらいに決めてるんですか?」

Y さん

「基本的にそんな感じですね。
 もし決まってなかったら、職場体験の後に個別で行くみたいな感じかと」

サビ官

「じゃあ、Yさんは年明けには『ここに行こう』みたいな気持ちが固まってた、と」

Y さん

「はい」

サビ官

「もともとYさんはデイサービスを利用されていたんですよね?
 いつでしたっけ?」

Y さん

「小学生の頃からですかね」

サビ官

「ということは、相談員さん(正式名称は相談支援専門員)はずっといた感じなんですね」

※補足①
 就労継続支援や就労移行支援などの就労系福祉サービスを利用するためには「相談支援専門員」という方に担当してもらう必要があります。
 ところが、実際に受け持ってもらえる相談支援専門員を見つけるのは至難の業。
 詳細はコチラから

Y さん

「いましたね」

サビ官

「就業体験をしつつ、冬休みに就労移行に行かれたんでしたよね」

Y さん

「たぶん2週間くらいかな? 
 ExcelとかWordとかパソコン系の勉強をしましたね。『就労継続支援A型に行くには就労移行に行かないといけない』みたいな感じだったので」

補足②:継続就労支援A型の対象者は、以下の条件を満たす必要があります。
 1.就労移行支援事業所を利用していたが、一般企業等の雇用に結びつかなかった方
 2.特別支援学校を卒業して就職活動をしたが、一般企業等の雇用に結びつかなかった方
 3.一般企業等での就労経験がある方で、現に雇用関係がない方

サビ官

「就労移行って、学校みたいなイメージでいいですか?
 テーブルと椅子があって、パソコンが一人一台あって、前に先生みたいな方がいて、『今日はPowerPointについて勉強します』みたいな」

Y さん

「そういうイメージですね。
 入ってすぐだったので、基礎的なところを教えていただきました」

サビ官

「また、そこも初めてのところですね。周り、誰も知り合いがいない」

Y さん

「まあ、職場体験でそういう環境には慣れていたので」

サビ官

「毎日、どれくらい行くんですか?」

Y さん

「今のONE STEPと同じ感じですかね。お昼休憩ありの5時間くらい」

サビ官

「お弁当持って行って?」

Y さん

「持って行ったり、近所にあったコンビニで買ったりしました」

サビ官

「その就労移行で2週間頑張って、特別支援学校を卒業したのが3月1日?」

Y さん

「そうです」

サビ官

「卒業する前にONE STEPでの面接を受けに来ましたよね。 
 そのためににハローワークに求人票・紹介状を取り行かれたはずなんですが、そのときはお一人で?」

Y さん

「親と一緒に取りに行きました」

サビ官

「ハローワークで求人票(紹介状)を取ってきて、面接を受けて、その後が高校卒業でしたか」

Y さん

「そうですね」

サビ官

「それでONE STEP入社が4月7日。
 卒業してから入社までの間、何をされてたんですか?」

Y さん

「友達と遊んだり、ぐったりしてました」

サビ官

「なるほど。そういう流れで、無事、社会人になったって感じなんですね大体、流れが分かりました。
 ちなみに、ONE STEPに入社して、『自分は今、こんな仕事してるんだ』みたいなことをお友達に話したりしますか?」

Y さん

「まだ学校に通っているときは『Yさんは、どこに決まったの?』みたいな話はしました」

進路に悩んでいる方へのアドバイス

サビ官

「ちなみに、特別支援学校の生徒さんは、皆さん就職されるんですか?」

Y さん

「たぶん、みんな就職したと思います」

サビ官

「進学というよりも、みんな就職?」

Y さん

「進学も選択肢にあるかと思いますけど、スポーツ推薦でもない限り、みんな、ほとんど就職を選びますね」

サビ官

「じゃあ三年生になると、学校の先生も『どこに就職するの? どこに進学するの?』みたいな雰囲気になるんですか?」

Y さん

「なりますね。まあ、一年生の頃からそういう雰囲気はありますね」

サビ官

「プレッシャーですね」

Y さん

「まあ、気負いすぎても、別にどうにかなるわけではないので。
 自分もそうだったように、やりたいことがない限り、すぐにやりたい仕事が見つかるわけではないですし。
 自分も実際、決まったのは三年生の中盤くらい……ギリギリでしたし。
 就職とかは全然できるので、『この仕事違うな』と思ったら、他の就職先を探せばいいので、重く捉えすぎないようにするのが大事ですね。
 キツいこととかもなかったので、気楽にやった方が就職とかもしやすいと思うので。
 友達とかの助けもあったので、全然、心配はなかったですね」

サビ官

「なるほど。ありがとうございます」

Y さん

「……良いこと言えたのかな?」

サビ官

「うん、言えましたよ。要は『気楽にやろう』っていうことですね」

Y さん

「大まかに言うと、そんな感じですね」

サビ官

「まあ、『こういう系に行きたい』という強い意思があれば別ですけど、そうじゃない人にとっては、『色々なことを体験して決めていけばいいよ』ってことですよね」

Y さん

「そうですね」

サビ官

「わかりました。
 それではインタビューを終わります。ありがとうございました」

Y さん

「ありがとうございました」

まずは「知ること」から始めてみましょう。
ご質問も歓迎です!

質問・相談、大歓迎
質問・相談、大歓迎

 今回のインタビュー記事は、いかがだったでしょうか?
 当事者のインタビューは、ネット上を探してもなかなか見つからない、とても貴重な代物だと思います。
 改めて、Yさんの特別支援学校入学〜就労継続支援A型事業所ONE STEP入社までの流れを見ていきましょう。

  1. 特別支援学校入学
  2. 一年生の春、校内での職業体験
  3. 一年生の秋、校外での職場体験(スーパーAと保育園B)
  4. 二年生の春、校外での職場体験(スーパーC)
  5. 二年生の秋、校外での職場体験(保育園D)
  6. 三年生の春、校外での職場体験(倉庫内作業)
  7. 三年生の秋、校外での職場体験(就労継続支援A型事業所ONE STEP
  8. 就労移行支援を約二週間利用
  9. ハローワークで求人票と紹介状をもらう
  10. 改めて、就労継続支援A型事業所ONE STEPで面接
  11. 特別支援学校卒業
  12. 就労継続支援A型事業所ONE STEPに入社

 もしも、今現在、特別支援学校に在籍されている方で、将来、就労継続支援A型を利用したい方は、参考にされてみてはいかがでしょうか。
 また、特別支援学校を卒業されていない方で、就労継続支援A型を利用したい方は、まずは、以下の条件を満たす必要があります。

  1. 就労移行支援事業所を利用していたが、一般企業等の雇用に結びつかなかった方
  2. 一般企業等での就労経験がある方で、現に雇用関係がない方

 上記の条件を満たしたら、以下の手順に沿ってください。

  1. 利用したい就労継続支援(A型・B型)を探す
  2. ハローワークで利用したい就労継続支援(A型・B型)の求人票と紹介状をもらう
  3. 利用したい就労継続支援(A型・B型)で面接
  4. 利用したい就労継続支援(A型・B型)に入社

 今回の記事が、「将来、就労継続支援を利用したい」と考えている方の助けになれば、幸いです。
 詳しい内容を聞きたい方は、就労継続支援A型事業所ONE STEPへのお電話(098-911-0188/受付時間:10:00〜15:00)、あるいはメールでお問い合わせください。

 今回のYさんのように、就労等に悩みを抱えている障害者の方は、少なくありません。
 そんな方々のために、今年2025年の10月から開始予定の新制度「就労選択支援」があります。
 この制度についての記事は、近日公開予定です。お楽しみに!

就労継続支援A型事業所ONE STEP 利用者のヒラヤマです。 サッカー鑑賞が趣味で、生粋の猫派。 ブロク記事執筆は初めてですが、少しでも読みやすい内容を目指して日々努力中! よろしくお願いします