ストレス管理から心のケアまで:メンタルヘルスの基本とAIメンタルヘルスアプリ『Awarefy』の活用術

新時代の到来!AIで始めるメンタルヘルスケア
  • 2025年5月19日:投稿
新生活のストレスや疲れが一気に押し寄せてくるのが「5月」
新生活のストレスや疲れが一気に押し寄せてくるのが「5月」

 みなさん、こんにちは。
 就労継続支援A型事業所ONE STEPの利用者ヒラヤマです。

 新年度を迎えて、早一ヶ月あまり。
 皆さんは、いかがお過ごしのことでしょうか?
 新しい環境には、もう慣れましたか?

 毎年5月にかけて「五月病」「仕事を辞めたい」「やる気が出ない」といったワードの検索数は、顕著に増加する傾向があります。
 このことからも、新生活のストレスや疲れが一気に押し寄せてくるのが「5月」といえるかと思います。

  生きていくうえで切っては切り離せないもの、「ストレス」。
 だからこそ、心身をケアするために、メンタルヘルスやストレスに関する知識を身につけることが必要不可欠です。
 当記事では、「メンタルヘルスやストレスに関する知識」はもちろんのこと、更にもう一歩踏み込んで、今をときめく、ChatGPTなどのAIを使ったメンタルヘルス方法もご紹介します。

 ぜひ最後まで、読んでいただけると幸いです。
 それでは、いってみましょう!

メンタルヘルスの定義
メンタルヘルスの定義

 メンタルヘルスとは、直訳すると「心の健康」を意味します
 また、世界保健機関(WHO)では、以下のように定義されています。

 すべての個人が自らの可能性を認識し、生命の通常のストレスに対処し、生産的かつ効果的に働き、コミュニティに貢献することができる健全な状態

 以上のことを踏まえると、メンタルヘルスとは「日々のストレスに対処して、健やかに生活を過ごせるようにする」という意味合いになるかと思います。
 厳密に意味を問われることはないので、なんとなくで理解していただければ大丈夫です。

心が調子を崩してしまうと起きる症状
心が調子を崩してしまうと起きる症状

 心が調子を崩してしまうと、行動面・精神面・身体面に以下のような症状が現れます。

  • 行動面
    • ミスが増える
    • 遅刻や欠勤が増える
    • 人付き合いが悪くなる
    • 攻撃的な言動が増える
  • 精神面
    • モチベーションが低下する
    • 自信がなくなる
    • 不安や怒り、イライラなど、マイナスな感情が増える
    • 集中力が欠如する
  • 身体面
    • 不眠がちになる
    • 暴飲暴食するようになる
    • 食欲がなくなる
    • アルコールやカフェインなどに依存する
    • 微熱、頭痛、肩こり、だるさ、などの症状が現れる

  こういった症状に対処するために、重要なのが「メンタルヘルスケア」です。
  メンタルヘルスケアは、心身の健康を乱す問題を解決するために必要で、 「4つの種類」があります。詳しく見ていきましょう。

セルフケア

メンタルヘルス「4つのケア」
メンタルヘルス「4つのケア」

 メンタルヘルス対策において、最も重要なのが「セルフケア」です。
 文字通り「自分自身で行うケアのこと」で、以下のようなことを行います。 

  • ストレスへの対処
  • ストレスやメンタルヘルスに対する正しい理解
  • ストレスチェックなどを活用したストレスへの気づき

 セルフケアの具体的な方法としては、以下のようなものがあります。

  1. 身体を動かす(一例)
    1. 軽いランニング
    2. サイクリング
    3. デスクワークの合間に行うコシのストレッチ  
  2. 心身をリラックスさせるリラクゼーションを行う
  3. 快適な睡眠を取る
    1. 早寝早起きを心がける
    2. 15分程度の昼寝を取り入れる
  4. 没頭できる趣味を見つける
  5. 意識してよく笑う

ラインによるケア

 ラインによるケアとは、「管理責任者(上司や部長など)が、部下のメンタルヘルスの不調を早期に察知して、適切な対応を取ること」です。
 対応としては、以下のような例が挙げられます。

  • 職場環境等の把握と改善
  • 労働者からの相談対応
  • 職場復帰における支援など

産業保健スタッフなどによるケア

 事業場における産業保健の担当者が行うメンタルヘルスケアのこと。

  • 個人の健康状態の取り扱い
  • 具体的なメンタルヘルスケアの実施に関する企画立案
  • 事業場外資源とのネットワークの形成やその窓口
  • 職場復帰における支援

外部の機関・事業所によるケア

  • 情報提供や助言を受けるなど、サービスの活用
  • ネットワークの形成
  • 職場復帰における支援
心の病気(精神疾患)
心の病気(精神疾患)

 メンタルヘルスの不調が悪化すると、やがて心の病気になってしまいます。
 病気(精神疾患)にまでなってしまうと、セルフケアだけでは対応は不十分です。
 精神科や心療内科、メンタルクリニックなどの医療機関で、薬物療法や精神療法などの専門的な治療を受けなければ回復は見込めないでしょう。

うつ病

 心の病気として代表的なのは、この「うつ病」ではないでしょうか。
 バルセロナやヴィッセル神戸で活躍した、偉大なサッカー選手の一人「アンドレス・イニエスタ」も、過去にうつ病に苦しんでいたことがあります。
 他にも、ロックバンド「サカナクション」のボーカル兼ギターの「山口一郎」さんも、うつ病を公表しています。
 厚生労働省の調査によると、日本人の「15人に1人」が一生のうちに、うつ病を経験していることが報告されています。
 このデータからも分かるように、(ありふれていることが好ましいわけではありませんが)うつ病は、珍しい病気ではありません。

 また、「うつ病は心の風邪」という言葉で誤解されていますが、「風邪」という比喩は、あくまでも「誰でもなりうる一般的な病気」という表現であって、「病気の重さ」ではありません。決して軽視せず、医療機関に相談することが重要です。

 うつ病の主な症状としては、以下のようなものがあります。

  • 精神症状
    • 憂鬱
    • 落ち着かない
    • 不安になる
    • 自分を責める
    • 好きなことにも興味・関心が持てなくなる
  • 身体症状
    • 体重の有意な増加・減少
    • 不眠・過眠
    • 食欲の低下・増加
    • 身体がだるい、疲れやすい

 うつ病の原因となるストレスは、ネガティブな出来事だけに留まりません。

  • ネガティブ:失恋、離婚、死別、いじめ、受験や就職の失敗など
  • ポジティブ:結婚、就職、昇進・昇格、進学、結婚、妊娠、出産など

双極性障害(躁うつ病/双極症)

 双極性障害は、「躁状態」と「抑うつ状態」という、2つの状態を行ったり来たりする病気です。
 健康な人でも、喜怒哀楽による気分の浮き沈みはあります。
 ところが、双極性障害の場合、この「気分の浮き沈み」が病的なまでに激しく現れてしまいます。特に、躁状態は、様々なトラブルを引き起こしやすいです。
 問題行動としては、暴言・暴力などで社会的な信用を失ったり、大量の買い物で大金をつぎ込んだり、などがあります。

  • 躁状態:気分が高まり活動的になる
    • ほとんど眠れらなくても平気
    • 頭の回転が速くなり、次々とアイデアが浮かんでくる
    • 自分には何でもできるような気がする
    • 自分が偉くなったような気がする
    • エネルギーに満ち溢れて、じっとしていられない
    • 多弁になる
    • 声が大きくなる
    • 周囲の人、すべてが友達のように思えてくる
  • 抑うつ状態:気分が落ち込む
    • 何に対しても興味が持てなくなる
    • 食欲が湧かない
    • 食べ過ぎてしまう
    • 十分休んでいるのに、疲労が抜けない
    • 不眠、または過眠
    • 思考がネガティブになり、自分自身を責めてしまう
    • 憂鬱な気分でいっぱいになる(1日中、何日も続いている)

 最近では、女優の広末涼子さんが双極性(感情)障害を公表・芸能活動を休止したことも記憶に新しいのではないでしょうか。

統合失調症

 統合失調症は、「陽性症状」と「陰性症状」が現れる病気です。
 他にも認知機能障害が表れる場合もあります。

  • 陽性状態:幻覚や妄想など
    • 実際にないものが見える(幻聴)
    • 実際にない音や声が聞こえる(幻聴)
    • 誰かに見はられていると思い込む(注察妄想)
    • 何でも自分と関係づいていると感じる(関係妄想)
    • 考えをまとめるのが難しくあり、支離滅裂なことを言う(発話の統合不全)
    • 周りの人が自分に嫌がらせをしようとしていると感じる(被害妄想)
  • 陰性状態:意欲の低下、感情の起伏がなくなる、など
    • 意欲が低下する
    • 人とのかかわりを避けるようになる
    • 身だしなみを気遣えなくなる
    • 感情の起伏や感情の変化が少なくなる

 日本の現代美術家の「草間彌生」さんは、10歳の頃から幻覚や幻聴に悩まされていたと言われています。

適応障害

 適応障害は、症状が「うつ病」と似ているので紛らわしいところがあります。
 ここで重要となってくるのが「ストレスの原因から離れたとき」です。
 うつ病は、ストレスの原因から離れても症状が緩和することはありません。
 一方、適応障害は、ストレスの原因から離れると、症状が和らぎ、次第に気分が落ち着いてきます

 例えば、ブラック企業がストレスの原因の場合、通勤で会社に近づくにつれて、症状が悪化していきます。しかし、逆に会社から遠ざかると、症状は落ち着いていきます。
 適応障害の症状としては、以下のようなものがあります。

  • 身体面
    • 頭痛
    • 不眠
    • めまい
    • 息が苦しい
    • 身体がだるい
    • 嘔吐する
  • 精神面の症状
    • 不安感
    • 何もやる気がしない
    • イライラする
    • 考えすぎてしまう
    • 抑うつ状態

 適応障害と診断された有名人は、「女優の深田恭子さん」や「皇后の雅子様(当時は皇太子妃)」といった方々がいます。

不安障害

 不安障害とは、強い不安や恐怖心によって、生活に支障が出ている状態のことです。
 不安障害の代表的なものとしては、以下のような症状があります。

  • 全般不安症(全般性不安障害)
    • そわそわする
    • 疲れやすい
    • 小さなことで不安になる
    • 集中力がなくなる
    • イライラしてしまう
    • 夜中に目が覚めてしまう
    • 頭痛や肩こり
  • 社交不安障害
    • 身体症状
      • 緊張、発汗、動悸、赤面、声の震え、吐き気など
    • 回避行動
      • 社交的な場面を避ける
      • 集団行動を避ける
      • 人との接触を避ける
  • パニック症
    • 動悸、発汗、めまい、吐き気、息苦しさ、手足の震え など
  • 限局性恐怖症:不安や恐怖を自分でコントロールできなくなる
    • 狭いところ
    • 高いところ
    • 尖ったもの
    • 血液

 以前、KinKi Kidsの堂本剛さんも不安障害(パニック障害)だったことを告白しています。

心の病気が疑われる場合の相談先
心の病気が疑われる場合の相談先

  「心の病気かも?」と思ったときは、早めに相談を行いましょう。
  一人で考え込んでいても、答えは出ないもの。
  もしも心の病気ではなかったとしても、恥ずかしがる必要はありません。
  杞憂であれば、それはそれで、ただ単に「悩みの種が減った」と思えば良いのです。
  重要なのは、身体の病気と同じように、早期発見・早期治療です。

病院(精神科・心療内科)

 心の病気を治療する診療科目は、「精神科」「心療内科」の2つです。
 最近では「メンタルクリニック」と表記しているところもあります。

  • 心療内科
    • 緊張やストレスなど心理的な要因で身体に症状があらわれる「心身症」を主な対象にしている
  • 精神科
    • 統合失調症やうつ病、双極性障害、不安症、発達障害、依存症など幅広い精神疾患に対しての治療を行う

病院受診の前段階としてオススメの機関

 メンタルヘルスが不調になったとき、できれば病院で受診するのが好ましいです。
 とはいえ、いきなり心療内科や精神科を受診するのは、抵抗があるかと思います。
 (ヒラヤマは、予約の電話をかけるだけで数週間はかかりました)
 そこでオススメなのが、以下の機関に一度相談することです。
 仮に精神科などを受診する場合でも、「〇〇というところで心の不調について話してみたら、受診を勧められて〜」という「流れ」があったほうが気楽ではないかと思います。

社内の相談窓口

 職場の規模によって異なりますが、社内に産業医がいたり、メンタルヘルスに関する相談窓口があれば、そちらに相談するのも良いでしょう。
 産業医面談は、対面だけではなく、オンラインの実施も可能です。
 同僚の注目を御自身に適した方法を選択しましょう。
 産業医面談についての詳細は、コチラからご確認ください。

電話やメールなどでの相談窓口

  • 病院への受診に抵抗がある
  • 上司や社内の担当者に相談はしづらい

 このような悩みを抱えている方は、少なくありません。
 とはいえ、心の不調を放置しておくことは早期発見・早期治療の観点からしても望ましくありません。
 そこでオススメなのが「公的なサービスや支援機関の利用」です。

精神保健福祉センター

 心の病気や医療などの相談を受け付けているのが、精神保健福祉士センターです。
 医師や保健師、精神保健福祉士など、専門的な知識を持った方々が在籍しているので、安心して相談することができます。
 もしも、お住まいの地域の精神保健福祉センターを知りたい方は、コチラで検索してみてください。(※就労継続支援A型事業所ONE STEPがある沖縄県にある精神保健福祉センターは、一ヶ所のみとなっています)

名称沖縄県立総合精神保健福祉センター
住所〒901-1104 沖縄県島尻郡南風原町字宮平212-3
連絡先TEL: 098-888-1443
FAX: 098-888-1710
相談電話(専用): 098-888-1450
URLhttps://www.pref.okinawa.lg.jp/iryokenko/kenko/1018573/1017869/index.html
働く人の悩みホットライン
電話番号 03-5772-2183
無料(通話・通信にかかる料金は相談者負担)
実施日時月曜日~土曜日 午後3時~午後8時 (祝日・年末年始除く)
相談時間1人1日につき1回30分以内で無料
ホームページhttps://www.counselor.or.jp/Default.aspx?TabId=298
#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク)
電話番号0120−061−338(フリーダイヤル・無料)
実施日時24時間365日
ホームページhttps://www.lifelink.or.jp/inochisos/
よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
電話番号0120−279−338(フリーダイヤル・無料)
岩手県・宮崎県・福島県からは、0120−279−226
実施日時24時間対応
ホームページhttps://www.since2011.net/yorisoi/
いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)
電話番号0120−783−556(フリーダイヤル・無料):毎日16〜21時まで
毎月10日午後8時〜翌日午後8時までは、03−6634−7830
 IP電話(アプリケーション間の無料通話を除く)からは、コチラ(通話料有料)0570−783−556(ナビダイヤル)
備考 NTTコミュニケーションズが定める通話料がかかります。
 電話会社の通話料割引サービスや、携帯電話の料金定額プランの無料通信は適用されません。
 午前10時から午後10時まで、ナビダイヤル受付センターに順次おつなぎします。
ホームページhttps://www.inochinodenwa.org/?page_id=267
こころの健康相談統一ダイヤル
電話番号0570−064−556
備考 NTTコミュニケーションズが定める通話料がかかります
 電話会社の通話料割引サービスや、携帯電話の料金定額プランの無料通信は適用されませんので、ご注意ください。
実施日時相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります(一覧はコチラ
ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/kokoro_dial.html
子ども向け電話相談窓口
チャイルドライン【特定非営利活動法人(NPO法人)チャイルドライン支援センター】
電話番号0120−99−7777
※フリーダイヤル・無料携帯・PHSからもかけられます
※フリーダイヤルのため、IP電話からは接続できません
実施日時毎日午後4時から午後9時(16〜21時)
※12月29日〜1月3日は相談受付休止
ホームページhttps://childline.or.jp/
24時間子供SOSダイヤル(文部科学省)
電話番号0120−0−78310(フリーダイヤル・無料)
フリーダイヤルのため、IP電話からは接続不可
実施日時24時間対応
ホームページhttps://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm
子どもの人権110番(法務省)
電話番号0120-007-110(フリーダイヤル・無料)
IP電話の場合は、各局電話番号一覧の電話番号からおかけ下さい
実施日時平日午前8時30分から午後5時15分まで
ホームページhttps://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html
AIで行うメンタルヘルスケア
AIで行うメンタルヘルスケア

 2022年末、ChatGPTが公開されてからというもの、世界はガラリと一変しました。
 文書作成や画像生成、動画生成、音声生成、文章の要約、アイデア出しのための壁打ち相手、プログラミングのコード生成など、あらゆる分野で影響を及ぼしています。
 また、業務効率化やクリエイティブ業務のサポートなどにも、AIは応用が可能です。     
 これからの時代、「AIを使いこなせるかどうか」が肝になってくると言っても過言ではありません。

 一説によると、ChatGPTのIQは130以上。
 一般的に「東大生の平均IQが120」「ハーバード大学の平均IQが130」と言われていることからも、この「IQ130」という数値がいかに凄まじいかを物語っています。

ChatGPT・GeminiなどのAI

 多岐にわたる活躍が期待できる優秀なChatGPTなどのAI。
 最近では、AIにメンタルヘルスの相談をする人が増えてきているらしいです。
 ※引用元の記事はコチラ

  • AIにメンタルヘルスの相談をするメリット
    • 気軽さ(匿名性が高い・時間や場所を問わない)
    • 「人からどう思われるか?」という心配がない
    • メンタルケアのニーズの増加
    • メンタルヘルスに関するアプリの増加
    • 相談の多様性
  • AIにメンタルヘルスの相談をする人が増えている理由
    • 人間関係の希薄化
    • 弱みを見せることへの抵抗
    • 経済的負担

 とはいえ、記事の中でも触れられているように、AIでは専門的な心理療法や深い共感には限界があります。あくまでも、AIは「補助的なツールとして使用」「カウンセリングや専門家に行く前の入口」と理解することが重要です。

AIメンタルヘルスアプリ「Awarefy(アウェアファイ)」

 上記のように、ChatGPTなどのAIでも、相談役をこなしてくれます。
 とはいえ、ChatGPTなどのAIでは、医療性や専門性などで限界があることも事実です。
 そこで、AIをメンタルヘルスの分野に特化させたものが、AIメンタルヘルスアプリ「Awarefy(アウェアファイ)」です。

  • 心理学の理論:「認知行動療法に基づくアプローチ」と「マインドフルネス」
  • AIの最新技術:「大規模言語モデル」と「レコメンド」

 「心理学×AI」で、より精度の高いメンタルヘルスケアを行うことが可能です。

 従来の精神科や心療内科、相談窓口などの場合、どうしても時間的にも人的リソース的にも限界がありました。
 ですが、AIであれば、24時間365日、いつでも対応してもらうことが可能です。
 また、「AIが相手」なので、相手の都合を考慮する必要もありません。
 利用者の都合がいい時間やタイミングで相談することができるのです。
 「Awarefy(アウェアファイ)」の機能としては、以下のようなものがあります。

  • 自己理解につながる機能(AI機能を使用します)
    • AIチャット機能:いつでも話せてアドバイスもくれます
    • AIノート機能:思考や感情を書き出して視点を広げる
    • AIコメント:客観的な視点で気づきを得る
    • AIヒント:自分では考えつかない発想を取り入れる
  • 習慣化につながる機能
    • コーピング:自分だけのストレス対処法を持ち歩ける
    • ルーティン:元気になる行動を日常に取り入れる
    • チェックイン・チェックアウト:朝晩の心と身体の調子をモニタリング
    • 睡眠日誌・睡眠リズム:睡眠の様子を記録して、振り返る
    • AIレター:AI機能を利用して、日々の記録を集計・可視化してお届け
    • 統計データ:記録を通して自己理解を深める
  • 学び・実践につながる機能
    • 音声ガイド:心理の専門家が作成・監修した300種以上の瞑想などの音声ガイドを聞くことが出来る
    • こころの状態測定:ストレスレベルなど、今の状態を把握
    • 心理学 学習コース:メンタルをケアするスキルが身につく

 「Awarefy(アウェアファイ)」は、Google Play Best of 2022の「隠れた名作部門」の大賞を受賞、アプリダウンロード数は80万件を突破するなど、実績も申し分ありません。
 また、その凄まじい人気から、数多くのメディアでも掲載されています。 

  • 日経ビジネス(
  • 雑誌anan(No.2399No.2412
  • 日経トレンディ(2024年11月号
  • Forbes JAPAN(2025年3月号
    • 「次世代インパクトスタートアップ30社」に選出
  • NHK「午後LIVEニュースーン」の特集
    • 「もっと気軽にメンタルケアを」より

  「Awarefy(アウェアファイ)」は、新時代のメンタルヘルスアプリと言えるのではないでしょうか。(※Google Playはこちら、App Storeはこちら

AI時代のメンタルヘルスケア
AI時代のメンタルヘルスケア

 今回の記事は、いかがだったでしょうか?

 以前であれば、ありとあらゆることを「個人」で行うことが必須でした。
 どんなことにしろ、時間や場所などの制約がある中で、書籍やネットなどの膨大な情報源から、適切な情報を見つけるのは、とてつもなく大変です。 
 ですが、ChatGPTなどのAIに補助してもらえるようになったことで、メンタルヘルスケアのハードルがグッと低くなりました

  • 膨大な情報から、瞬時に必要な情報を見つけ出してくれる
  • 自身の悩みなどを打ち明けることができる相談相手がいる
  • 自身の症状を伝えることで、「どのような病気になりかけているのか」「どのようなケアが適しているのか」などの判断を外注できる

  これからメンタルヘルスケアは、以下のように変わっていくのでは、と思っています。

  1. メンタルヘルスケア
  2. AIに相談
  3. AIに導き出してもらった情報を精査
  4. その後、どうするか決定する(「病院に行く」「経過を見る」など)

 みなさんも、令和の時代のメンタルヘルスケアを行ってみてはいかがでしょうか?

参考URL

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就労継続支援A型事業所ONE STEP 利用者のヒラヤマです。 サッカー鑑賞が趣味で、生粋の猫派。 ブロク記事執筆は初めてですが、少しでも読みやすい内容を目指して日々努力中! よろしくお願いします

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