現在、A型事業所ワンステップで働いている職員の中には
①管理者
②サービス管理責任者(サビ管)
③職業指導員(就労支援員・就労サポートスタッフ・就労支援スタッフ・作業指導員)
④生活支援員(就労支援員・福祉施設指導専門員)
などがありますが、この4つの職業のなかから今回は職業指導員にスポットをあてて紹介していきたいと思います。
職業指導員とは?
障がいを持った方を対象に、就職に向けて必要な知識や技術を提供し、就労をサポートしていきます。主に就労移行支援・就労継続支援A型事業者やB型事業所などの障がいを持つ方への就労支援を目的とした事業所で働いています。職業指導員といっても事業所により仕事内容も様々であり、木工や園芸に特化した方、調理や接客に特化した方やITやパソコンスキルに特化した方など、事業所の数だけ様々です。
企業の障害者雇用が増加している現代においては職業指導員は社会に求められている職業ではないでしょうか。
ちなみにワンステップにはインスタグラムなどのSNSに特化した職業指導員がいます。その為自身のSNSのスキルや、将来スマホやパソコンを使って仕事をしたいとお考えの方には合っているかもしれませんね。
職業指導員になるにはどうしたらいい?
職業指導員として働くうえで必要な資格や免許、実務経験などは必要ありません。
そのため自分が得意な事を主体的に行っている事業所を選ぶのもいいかもしれません。
しかし事業所によっては介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士等の国家資格や、それ以外の資格や実務経験者を応募要件としているところもあるようです。
また、資格ではありませんが、これまで培ってきた人とは少し異なった経験等(例:海外移住歴がある)もあればその経験が仕事に活きてくるのではないでしょうか。
職業指導員の勤務先はどんなところ?
職業指導員の主な勤務先は、就労移行支援事業所や就労継続支援事業所、児童福祉事業所などがあります。就労移行支援事業所とは、一般就労に必要な知識や対応等を身につける場所で、就労継続支援事業所とは、一般就労を目的として知識や技術などをサポートし、病院受診をしながら体調に合わせて利用者の希望する職業や就労形態に近づけるようサポートしていきます。
職業指導員に求められること
就労支援などを必要としている方々は何かしらの障害を抱えています。そのため職業指導員には障がいについて理解があり相手に寄り添ったあたたかい支援が出来る人、また利用者一人一人の適正や特性、個性に合わせて指導やサポートを行うことから、技術指導を行う際に相手が理解出来るように分かりやすく説明したり、助言を行う際に必要な指導力やコミュニケーション能力の高い人材が求められるといえるでしょう。
日々の業務の中で利用者のメンタル面に配慮しながら声掛けを行ったり、その中でうまく利用者の意欲を引き出せるような声掛けや、利用者の些細な変化などにも敏感に反応し気遣いが出来きる観察眼なども求められます。
ワンステップの職業指導員の簡単な紹介
sさん(仮名)は沖縄生まれで、沖縄の高校を卒業したあとに内地の大学へ。在学中にフィリピンへ留学した事がきっかけで卒業した後に生活拠点をフィリピンに移しました。そしてフィリピンでIT会社へ勤務し自身のPCやSNSなどといったITスキルが培われていったようです。フィリピンでの日常会話は英語を使用していたことから日常会話程度の英語なら多少喋れるとの事。 (本人は照れて否定していますが) そして近年、生活の拠点を沖縄に移し外国の方を相手に日本語学校(語学スクール)で勤務し、講師という立場になりました。 普段の彼の利用者に対するきめ細やかな配慮や助言、アプローチ等は日本語学校で得たものかは分かりませんが、前職や彼のバックボーンが現在の職業指導員として大いに活きていると感じます。 そしてITスキルに長けている彼は業務やパソコンの事で分からない事や、ちょっとした疑問などがある場合には快く相談にのってくれるので、利用者や他スタッフからも信頼は厚くワンステップになくてはなくてはならない存在です。 そしてま~たこれがよく喋る喋る!!そのため彼が事業所のムードメイカーです♪ そんな彼がリモートワークで自宅にいる時は心なしか、事業所の雰囲気はいつもと少し違い、外は雲ひとつない青空で小鳥の囀りが聞こえるような日でも、事業所の雰囲気は梅雨のように連日続く雨が室内で降っているような感覚になるように感じます。 (※そこまでひどくない) 少しほめ過ぎた感が否めないところで今回は終わりにしたいと思います。
ワンステップの職業指導員がちょっと気になったというそこのアナタ!
是非ワンステップへ見学にお越しになってはいかがでしょうか。
それではまた^^